■ワイナリーの特徴
1960年代にオーストラリア政府の研究、調査により、マーガレットリヴァー地区は気候はボルドーのポムロールと酷似しており、ワイン用ブドウの産地として将来非常に有望であるとの結果を得ました。
今や西オーストラリアのみならずオーストラリアを代表するワイナリーとなったこのカレンは精神科医だったケヴィン・カレンと妻のダイアナ・カレンがマーガレットリヴァーに1971年に創設しました。
その後、80年代に入りワイン造りを任されたダイアナは独学で醸造のノウハウを身に付けました。ワ インに順位を付ける事を嫌ったダイアナはコンテストにはほとんど出品しませんでしたが、ワインの評判は瞬く間に広がり、世界有数のブティックワイナリーの1つとなりました。
現在は、ローズワーシー大学でワイン醸造を学んだ娘ヴァーニャが後を継ぎ、オーガニックの自社畑におけるビオディナミによる葡萄栽培を行ない、世界的に高い評価を博しています。
ヴァーニャは2000年にはカンタス ワインメーカー オブ ザ イヤーを女性として初めて受賞をしています。
■ジェームス・ハリデイ ポイント
★★★★★